心を軽くして生きる

とある和尚さんの話しです。


おいしそうな鰻屋さんの前を通った時に

うまそうな匂いだな~と和尚さんが言ったので

お寺に返ってから

弟子が 和尚さんに食べ物に欲を出すなんて

師の立場としてどうなのか?

と、問いただしたそうです。

その時、和尚さんはこう言ったそう。


お前はまだそんな事を言っているのか?

私はそんな思いはその場で捨ててきたぞ。

と。


怒りや、悲しみも同じではないでしょうか?

腹が立ち怒る事も、辛い事があって悲しむ事も

悪くはないのです。

ただ、その思いを ダラダラと持ち続ける事で

人生を無駄にしてしまう事もあるという事です。

又、人に褒められて良い気分になるのは

その場だけで良く、

その思いを持ち続ける事で有頂天になり

大事な事が見えなくなる事だってあるのです。


感情に良いも悪いもないけれど

その感情に執着し続けると

穏やかな心から遠ざかってしまうのです。

人の心も、人への想いも

常に変化し続けるもの。


好きだった人を嫌いになったり

嫌いだった人を好きになる事もあるのです。

思いに執着する必要はいのです。


感情は感じ切ったらその場で

捨てていきましょう。

それが心を軽くして生きるコツなのです。

生きる意味を考えるインド占星術と仏教

生まれた時の星の配置(ホロスコープ)は前世のカルマの結果です。私達は生まれる前からどんな親の元に生まれるかも決められ、どんな病気をするのか、又どんなパートナーと係りを持ち、成長するのか、それに必要な才能(個性)がホロスコープから読み取る事が出来るのです。 自分の運命に翻弄されず、自由に生きる為の教えが仏教にあります。

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