縁起の法と輪廻転生


菩提樹の下で7日間の禅定(瞑想)で悟りを開いた後、仏陀が最初に発した言葉

因是有是 此生則生 

(いんぜうぜ ししょうそくしょう)



この世界に存在するもの全ては関係性によって成り立ち、自立的、自足的に存在しているものは無いという意味です。



人間は遺伝子によって体格、体質、気質などの情報がプロミラミングされていますが、個性は関係性のパターンに過ぎず、自分というものは両親によって存在し、両親も祖父母によって存在し、更につきつめれば、人間が水、米、野菜などを食べ、そこから精子が作られ母胎内で育つという関係性によって成り立っているのです。今ある自分というものも、仮の姿で変化してきたものに過ぎません。


仏教では無我(自分などない)諸行無常(常に変わり続ける事)と言います。




人は死んだ後に「神の道」創造主か「祖霊の道」輪廻転生するかに分かれます。

祖霊の道を進んだ者は煙になって空に昇り、月の欠ける半月、太陽が南向する半年を経て祖霊の世界に辿りつきます。



祖霊の世界から虚空へ、虚空から月に入り、一定の期間を月で過ごした後又、同じ道を通り虚空に戻ります。

(虚空=アカーシャ)



そして、風になり雲になり、雨になって地上に降りて、米、麦、野菜に水分として吸い上げられて一部になり、人に食される事で人間の体の一部となるのです。(仏伝より)



占星術では月星座が過去世にかかわる星座だと言われています。インド占星術では月星座は宿曜占星術を利用し月を27の星宿に分類して支配星を割り当てています。

インド占星術のダシャー(年表)は宿曜(ナクシャトラ)の支配星からスタートしています。




例えば蟹座の月で宿曜が柳宿(アーシュレイヤー)だった場合、支配星が水星になります。ダシャーは過去世からの続きで水星からスタートするのです。

そう考えると、ホロスコープやダシャーに壮大なロマンを感じますね。前世からの因果応報的な業の結果がホロスコープであり、続きから人生の年表がスタートしているのです。


又、関係性においてもホロスコープの中に自分の個性だけはなく、両親、兄弟の個性なども組み込まれている事から関係性において個性が作られ、自分の中に親の個性を感じる事もあるかと思います。

生まれる前から、父親も母親も決めてきているのです。どんな母胎に入るのかは前世の業で決まると考えられています。なので自分がツイていない、恵まれていないと感じる事も自分の業の結果として受け止める心が必要なのです。


大事な事はそこから、自分がどうするか?という事です。自分が生み出す新たな業。どんな未来を創るかは自分次第なのです。

善い考え方をしましょう。善い物の見方をしましょう。善い行いをしましょう。仏陀の説いた八生道はより善い人生にしていく為には大切な事なのです。







生きる意味を考えるインド占星術と仏教

生まれた時の星の配置(ホロスコープ)は前世のカルマの結果です。私達は生まれる前からどんな親の元に生まれるかも決められ、どんな病気をするのか、又どんなパートナーと係りを持ち、成長するのか、それに必要な才能(個性)がホロスコープから読み取る事が出来るのです。 自分の運命に翻弄されず、自由に生きる為の教えが仏教にあります。

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