幸運のトリコーナ9室



インド占星術では9室は最も幸運だと言われているハウスです。

支配する惑星も在住する惑星も幸運だとされています。
凶星であっても、凶作用が働かないとも言われています。


D1(ラーシ)だけではなく、D9(ナバムシャ)両方のホロスコープから見て惑星の状態を判断してく事も重要ですが、実際、鑑定した中では安易に幸運とも言えないケースもあります。


例えば9室に月と土星がコンジャンクションしていると鬱っぽくなったり、
ネガテイブに偏りがちだったり、又、月とラーフがコンジャンクションしているとパニック障害をおこしやすかったり、それらの現象は9室だから起こらないという訳ではなく性格的な事、精神的な事には影響を及ぼす事に変わりはないようです。又、精神面に関しては

太陽と月のポジションや水星の傷付きなどでも 度合いが変わってきます。


けれども、9室に在住という事でそれらの現象を体験して精神性を高めていくという宿命を持っているのかもしれません。


インド占星術は まだまだ検証が必要な学問ですね。

生きる意味を考えるインド占星術と仏教

生まれた時の星の配置(ホロスコープ)は前世のカルマの結果です。私達は生まれる前からどんな親の元に生まれるかも決められ、どんな病気をするのか、又どんなパートナーと係りを持ち、成長するのか、それに必要な才能(個性)がホロスコープから読み取る事が出来るのです。 自分の運命に翻弄されず、自由に生きる為の教えが仏教にあります。

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