インド占星術から読む教育と仕事
インド占星術では3室が職業訓練のハウス、5室が教育のハウスとされています。
出生図のホロスコープで3室や5室に惑星がないと自分は教育を受けるものがないのでは?と、不安になる方もいると思います。
実際に私もそうでした。
なので高卒で学業を終了したのかな?と考えました。
けれどダシャーによって仕事に関わる重要な教育を受けるタイミングやとりあえず資格を取ったという軽い気持ちで受けた教育様々なケースがあるのです。
このタイミングや重要性はジャイミニ式で読んでいくとより深く知る事が出来ます。
教育の内容の濃さ、学ぶ事はダシャーの時期によって変わるという考え方です。
例1出生図(ラーシ)のホロスコープでは
ASから5室目なので教育の時期という事になります。
5室目は天秤座に当たります。
5室に在住している金星はムーラトリコーナで強くなっています。
ジャイミニ式のカラカ(象意)*度数の高い順
Ak=Su29 (魂)
Amk=Sa25(仕事、収入)
Bk=Ju19(兄弟姉妹)
Mk=Ve14(母、不動産)
Pk=Me12(教育)
Gk=Mo6(事故、病気、敵)
Dk=Ma3(パートナー)
天秤座の5室は仕事のカラカの土星から
ジャイミニアスペクトを受けています。
又、傷ついていない吉星の月からも
ジャイミニアスペクトを受けています。
月はGkで病気の象意でもある為
病気に関わる事を学ぶかもしれません。
もしくは、教育中になんらかの
トラブルや中断あるかもしれません。
金星は強く高度な勉強をする事が可能になりますが、欲望のラーフが勉強の邪魔をしてくるかもしれません。
勉強中は誘惑や困難がつきまといそうですが
天職を表す10室は蠍座で火星支配、専門分野。蠍座は人の生死に関わる仕事も関係しており、外科医、内科医などのお仕事にも関係してます。
冥王星も人の生死に関わる医療や出産などに関わりのある惑星。
木星は職場での地位が高く、認められやすいでしょう。
困難を乗り越えて頑張って欲しいと思います。
ジャイミニ式のダシャーの計算方法は
あべさんがわかりやすく解説してくださっているので参考にしてみて下さい。
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