病気は仏から与えられた恩恵である
長い人生を送っていく中で、人は何かしらの病気にかかる時もあるでしょう。
又、生まれつき病弱な体を持ち苦しむ事もあるでしょう。
健康な人と比べ、なぜ自分の体はこうなのか、恨みや悲しみの感情を持つかもしれません。
明治時代にキリスト教徒であった内村鑑三は病気にかかった時、こんな事を言っていたそうです。
「病気は精神静養の為に神(仏)から与えられた恩恵である」
病気の時は社会的な責任から解放され、人生の根本問題に触れる有意義な時間。
神や仏と交わる事が出来る。
「感謝、感謝、何事にも感謝。健康にも感謝、疾病にも感謝。生にも感謝、死にも感謝」
病気になると健康人のように働けないので卑屈になりがちですが、仏教徒であった清沢満之は、健康人に並び立ち、人間として意義のある存在になれと言っています。
「社会の組織上に種々の差別はあれども、つまるところ、人生の根本たる問題を解決して各々にその境遇に応じて、これを表現する事である。」
満之は私たちが活動しているその根本とは何かを問い、解決する事が人間社会の意義になると説いているのです。
病気を恨むのではなく、病気を意義あるものに転換する事。
人生の問題に向き合う事で精神に活気を与え、仏と交わる生き方こそが、心と体に有益にな良薬となる。
医薬には多少の効能はあれど、優れた働きをするものではないので、心をどう使うかが大きく関係していると考えているのです。
あなたは病気になった時、何を思うのでしょうか。
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